オースチン ヒーレー スプライト

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昨秋よりレストアを開始したオースチン・ヒーレー・スプライト(1958年式)が、ようやくフル塗装の完了(錆び取り・修正・塗装)に漕ぎ着けました。   既に購入から5年経過しているのですが、先約の関係でなかなかレストアに取り掛かれませんでした。 あちらこちらに錆びが出ており、車体・エンジンもよれよれの状態です。 まずエンジンを下ろし、それから内装・外装・電装品を外します。 今回は、エンジンのオーバーホールを優先します。 分解してみたところ順調に動作したため、2週間で終わらせる事が出来ました。 3月中旬から外注していた塗装も、ようやく出来上がりました。 発注前、塗装を剥いで中の状態を確認したところです。酷い有様ですね… この錆だらけの車体が、二ヶ月半掛かり切りで作業して下さった職人・山内さんの御蔭で、こうなりました。 見事な出来上がりです。山内さん、本当に有り難う御座いました。 いよいよ、エンジンの搭載です。 まだ発注している部品が届かない為、暫く中断します。  

190E 2.3-16 1985年式

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今週は、めでたく完成を迎えた190E 2.3-16 1985年式のレストア写真をお送りします。   レストア開始から足掛け一年、ようやく完成に漕ぎ着けました。 車体外装部の全塗装に2ヶ月を費やし、そこから更に足回り・アブソーバー・ステアリング系統・マフラー等の部品交換を行いました。 そしてエンジン周りの仕上げ・内装の張替えと続き、シートの組み換え・エアコンの修理・天井クロスの張替え・サンルーフの修理等々…。 最終調整を行って、ようやく終了です。 長きに亘り手を施した甲斐有って、コンクールに出して良いほどの仕上がりです(費用も相応に掛かりましたが…)。  

280SL (R113) エンジンO/H (その3)

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今年もさくらの季節になって来ました。いま天草は六分咲きくらいです。   駐車場のさくらもこんな感じです。 この前オーバーホールしたエンジンも、部品の最終組み付けが終わり、いよいよ搭載です。 車体に傷をつけないように、保護テープや布等でマスキングしてから作業にかかります。 搭載は1時間程度で終わりました。 その後、配線、ラジエーター・オイルクーラー・パワステ等の組み込みを行います。 2日目に行った配線等の加工で、大体の組み付けが終了しました。 元はアルミホィールが装着されていたのですが、オーナー様より「鉄ホィールに換えてほしい」とのご要望を頂きましたので、塗装の後、組み換え装着致しました(この上にキャップが付きます)。奥の天井から見えるダクトは、排気ガスを吸い上げて工場外に排気する機械です。あまり見掛けない装置かもしれません。 この後、最終チェックを行います。 さらに走行試験と並行しながら調整を行い、4月の前半に完成させる予定です。 最後にさくらをもう一枚。  

280SL (R113) エンジンO/H (その2)

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  以前分解していた、280SLのエンジンオーバーホールが完了しました。 部品待ちの期間も合わせて約3ヶ月掛かりました。 その甲斐有って、とても綺麗な出来上がりです。 フィンは目立つようレッドに、パイプ類は磨き出してからクリアーの塗装をし、ジョイントはゴールドにしました。 マニホールド、オイルパン、補機類もきちんと塗装してあります。 来週、車に搭載して試運転の予定です。  

190E 2.5-16V EVO-2 (その2)

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  前回の続きです。 ここからは最終仕上げとして、外装ジュラルミンをモール磨きしていきます。 最初にマスキングしたあと、特殊な磨き剤とパッドを付け、ミニサンダーで根気良く磨きます。 時間は掛かりますが、かなり綺麗になります(根気と腕力が必要)。 これくらい磨きを入れておけば、暫くは手入れしなくても大丈夫です。 試運転してみたらシフトのタッチが鈍かったので、ブッシュの交換をすることに致しました。 これがシフト部品全体です。 この頃の車はA/Tばかりなので、あまり見る機会が無いと思います。 分解するとこんな感じです。 ブッシュという部品を交換し、組み付けて行きます。 車体を5工程に磨き上げ、ボディーガラスコーティングをかけて完成です。 エンジンルームもピカピカに磨きます。 長く掛かりましたが、本日オーナー様に引き渡しとなりました。  

300S エンジンO/H (その2)

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E/G オーバーホールの続編です。   きれいに塗装も出来て組み付け開始です。 本体・補機類も同時進行で組み付けていきます。 キャブレターも3基オーバーホールしてヘッドに組み付けます。 ほぼエンジン・補機類も組み上がりました。 完成したエンジンを自作のベンチテスターに載せてテストします。 こうすることで、搭載したあとでのトラブルをなくします。 3日間位試験をしてオイル・冷却系統・キャブレターの調整・同調をとり、異常が無ければ車体に搭載します。 いよいよ搭載して微調整すれば完了です。 オーナー様も、馬力も上がりスムーズになったことで感激していらっしゃいました。  

300S エンジンO/H (その1)

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  今回からは、以前O/Hした1952年式の300sを載せます。 エンジンを車体から外します。 エンジンを下ろすと、何にもないエンジンルームで抜け殻みたいですね。 ミッションを外します。 バラバラに分解し各部の不良箇所を点検します。 ここはシリンダーヘッドです。 シリンダーとクランクシャフトです。 これはピストンです。 少しエンジンのパワーがないので、新品に交換致します。 各パーツも洗浄・磨き・塗装・調整をして組み付け準備をします。 シリンダーはピストンに合わせてボーリングしてあります。 塗装してサイドカバーも新品に換えました。 オルタネーター、ポンプもオーバーホールしました。 組み付けに入ります。  

MGA レストア (その1)

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このMGAは今年の5月くらいに出来上がった車両です。   まず分解してシャーシだけにした写真です。 まずボロボロの車体のさび落しです、3日間くらいかかりました。 これが塗装仕上げた写真です、なかなか綺麗でしょう。 この車の床材はなんと木材なんです。 これは車体の部分です(下塗り)。 今回はここまでです。