280SL (R113) エンジンO/H (その3)

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今年もさくらの季節になって来ました。いま天草は六分咲きくらいです。   駐車場のさくらもこんな感じです。 この前オーバーホールしたエンジンも、部品の最終組み付けが終わり、いよいよ搭載です。 車体に傷をつけないように、保護テープや布等でマスキングしてから作業にかかります。 搭載は1時間程度で終わりました。 その後、配線、ラジエーター・オイルクーラー・パワステ等の組み込みを行います。 2日目に行った配線等の加工で、大体の組み付けが終了しました。 元はアルミホィールが装着されていたのですが、オーナー様より「鉄ホィールに換えてほしい」とのご要望を頂きましたので、塗装の後、組み換え装着致しました(この上にキャップが付きます)。奥の天井から見えるダクトは、排気ガスを吸い上げて工場外に排気する機械です。あまり見掛けない装置かもしれません。 この後、最終チェックを行います。 さらに走行試験と並行しながら調整を行い、4月の前半に完成させる予定です。 最後にさくらをもう一枚。  

190E 2.5-16V EVO-2 (その1)

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EVOⅡ入庫致しました。   今回の整備は、タイミングチェーンの交換とオイルパンの漏れの修理です。 このエンブレムがEVOの証です。世界で500台限定生産だそうです。 すべて分解するとこんな感じです。何だか判りませんね。 部品調達に一ヶ月半も掛かりましたが、その甲斐あって絶好調です。 しかしまあ、何とも迫力のある車です。知らない人が見れば、派手な改造車と思われるでしょうね。 この後モール磨きと、ボディーの磨き工程に移ります。  

300SLC ガルウィング

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2012年、最初のブログです。本年も宜しくお願い致します。   初仕事は、ガルウィングドアのアブソーバー(ばね)のへたり改善です。 アブソーバーを外して分解すると、中にはスプリングが入っています。 以前、強化する為にスペーサーを入れて加工致しましたが、改善しませんでした。 今回はガスアブソーバーなので、暫く心配無いと思います。 メーター類の曇り取り、夜間照明の改善修理も受けておりましたので、そちらの作業に移ります。 順番にメーターを外していきます。このハンドルは折りたたみ式になっています。 次にメーターの分解ですが、リングを外す時ガラスが割れないように注意しながら分解清掃して行きます。 全メーターを分解清掃するのに丸一日かかりましたが、出来上がりが綺麗で満足です。  

アストンマーチン V8 (その2)

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  内装の張り替えが終了致しました。 ハンドル、ダッシュボードも全部張り替えて貰いました。 カーペットもサイドブレーキカバーも綺麗になりました。 インナーハンドルの絞り加工もよく出来ています。 リヤシートもこんな感じです。 天井廻りも良くなりました。 エンブレムも痛んでいましたのでドイツに送って修理することに致しました。 一ヶ月位で戻りました。すばらしい出来上がりです。 内装関係はこれで終了しましたが、 この後エンジン、足回り、全塗装と、まだまだ時間がかかりそうです。  

アストンマーチン V8 (その1)

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今回は、全内装張り替えのアストンマーチン V8です。   フロントシートは表皮も傷んでおり、クッションのスポンジも崩れています。 センターコンソールも色落ちが激しく、ステッチのほつれがあります。 天井は雨漏りによる変色、表皮のたわみ。 リヤシートも色あせとクッションの劣化があります。 ダッシュボードもよれよれで、約40年の歴史を感じます。 トランクはこんな感じです。 ここまでの画像は今年の5月中旬のものです。次回は中間と出来上がりの画像を載せます。 なおこの車輌は、有名な建築家、故・黒川OOさんの愛車だったそうです。  

500SL (R107)

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今回は、500SLのダッシュボード張り替え修理依頼がありました。   まずメーター周りから外していきます。 苦戦すること★時間、ようやくダッシュボードが外れました。 上部は、日焼けによる劣化で4箇所ひび割れてました。 メーターの所もこんな感じです。あまり人に見せられないですね。 これから、熊本で有名なooo自動車内張工場に修理に出します。仕上がりが楽しみです。 ウッドパネルも傷んでました。 茨城に上手な修理屋さんがおられるので、追加で直して貰うことに致しました。  

300S エンジンO/H (その1)

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  今回からは、以前O/Hした1952年式の300sを載せます。 エンジンを車体から外します。 エンジンを下ろすと、何にもないエンジンルームで抜け殻みたいですね。 ミッションを外します。 バラバラに分解し各部の不良箇所を点検します。 ここはシリンダーヘッドです。 シリンダーとクランクシャフトです。 これはピストンです。 少しエンジンのパワーがないので、新品に交換致します。 各パーツも洗浄・磨き・塗装・調整をして組み付け準備をします。 シリンダーはピストンに合わせてボーリングしてあります。 塗装してサイドカバーも新品に換えました。 オルタネーター、ポンプもオーバーホールしました。 組み付けに入ります。  

MGA レストア (その3)

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またまたMGAの続きです。   この車は、1962年式の為シートベルトが付いてないので、オーナー様の安全のためベルトステーを製作いたしました。 これが付けた画像です、ベルトはサベルト製のブラックにしました。 テールランプ、バンパーも付き、だいぶ凛々しくなってきました。 ワイヤーホィールもスペアと合わせて5本新品を揃えました、タイヤはコンチネンタルです。 新品のエンブレムはプラスティックだったので、旧部品をドイツに送って七宝焼加工をしてもらいました。 ソフトトップ、フレームも新品に換えて完成しました。 あっ!この車は職権打刻と言う車体番号が打ってあり、自社で登録が出来なかったので、陸運支局に3日間通ってようやくナンバープレートを貰って来ました。  

MGA レストア (その2)

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この前の続きです。   車体とフレームを合体致しました。 ワイヤーハーネス(配線)も、火災予防のため全部新品に交換しました。 内装も全部張り替えて新車みたいになりました。 インパネもこんないい感じに出来上がりました。 エンブレム等、車外パーツも付きました。