オースチン ヒーレー スプライト

This gallery contains 21 photos.

昨秋よりレストアを開始したオースチン・ヒーレー・スプライト(1958年式)が、ようやくフル塗装の完了(錆び取り・修正・塗装)に漕ぎ着けました。   既に購入から5年経過しているのですが、先約の関係でなかなかレストアに取り掛かれませんでした。 あちらこちらに錆びが出ており、車体・エンジンもよれよれの状態です。 まずエンジンを下ろし、それから内装・外装・電装品を外します。 今回は、エンジンのオーバーホールを優先します。 分解してみたところ順調に動作したため、2週間で終わらせる事が出来ました。 3月中旬から外注していた塗装も、ようやく出来上がりました。 発注前、塗装を剥いで中の状態を確認したところです。酷い有様ですね… この錆だらけの車体が、二ヶ月半掛かり切りで作業して下さった職人・山内さんの御蔭で、こうなりました。 見事な出来上がりです。山内さん、本当に有り難う御座いました。 いよいよ、エンジンの搭載です。 まだ発注している部品が届かない為、暫く中断します。  

1971年式 W114 250CE

This gallery contains 9 photos.

1971年式 W114 250CEのフルレストアが完了しました。   ヤ〇セより、前オーナーの都合によりレストア不能だった車体部品を引き取り、当社にて2年掛かりで仕上げました。 外装は全塗装してあったのですが、部分補修致しました。 エンジン自体は良好だったので、部品交換・マフラー全交換・燃料タンク交換・エンジン調整程度で直りました。 内装はファブリックでしたが、擦れ・ヘタリも有り、天井も汚れが有りましたので、泉内張工場で張替えて貰いました。 足廻りには、アブソーバー・ゴムブッシュ等の交換を施しました。 エアコンは、パイプ・ホース類が劣化しておりましたので、特注で作り直しました。 最後に、さくら自動車スペシャルボディ・内装・エンジンルーム磨きをかけて終了です。 昨今の車にあるような安全装置こそ付いておりませんが、エアコンも効いて、エンジンもそこそこ馬力があり、非常に快適な車に仕上がりました。  

190E 2.3-16 1985年式

This gallery contains 7 photos.

今週は、めでたく完成を迎えた190E 2.3-16 1985年式のレストア写真をお送りします。   レストア開始から足掛け一年、ようやく完成に漕ぎ着けました。 車体外装部の全塗装に2ヶ月を費やし、そこから更に足回り・アブソーバー・ステアリング系統・マフラー等の部品交換を行いました。 そしてエンジン周りの仕上げ・内装の張替えと続き、シートの組み換え・エアコンの修理・天井クロスの張替え・サンルーフの修理等々…。 最終調整を行って、ようやく終了です。 長きに亘り手を施した甲斐有って、コンクールに出して良いほどの仕上がりです(費用も相応に掛かりましたが…)。  

ブログ再開のお知らせ

This gallery contains 5 photos.

仕事が出来ない状態だった奥工場の改装も終了し、今日からブログ再開です。今後とも、宜しくお願い致します。   夏場になると仕事出来ないくらい暑くなっていたので、天井の断熱工事をしてもらいました。 300Scは只今外装のメッキ中なので、その間にマフラーを交換し、エンジンを始動できるようにしてから、全塗装に出します。  

280SL (R113) エンジンO/H (その3)

This gallery contains 9 photos.

今年もさくらの季節になって来ました。いま天草は六分咲きくらいです。   駐車場のさくらもこんな感じです。 この前オーバーホールしたエンジンも、部品の最終組み付けが終わり、いよいよ搭載です。 車体に傷をつけないように、保護テープや布等でマスキングしてから作業にかかります。 搭載は1時間程度で終わりました。 その後、配線、ラジエーター・オイルクーラー・パワステ等の組み込みを行います。 2日目に行った配線等の加工で、大体の組み付けが終了しました。 元はアルミホィールが装着されていたのですが、オーナー様より「鉄ホィールに換えてほしい」とのご要望を頂きましたので、塗装の後、組み換え装着致しました(この上にキャップが付きます)。奥の天井から見えるダクトは、排気ガスを吸い上げて工場外に排気する機械です。あまり見掛けない装置かもしれません。 この後、最終チェックを行います。 さらに走行試験と並行しながら調整を行い、4月の前半に完成させる予定です。 最後にさくらをもう一枚。  

280SL (R113) エンジンO/H (その2)

This gallery contains 6 photos.

  以前分解していた、280SLのエンジンオーバーホールが完了しました。 部品待ちの期間も合わせて約3ヶ月掛かりました。 その甲斐有って、とても綺麗な出来上がりです。 フィンは目立つようレッドに、パイプ類は磨き出してからクリアーの塗装をし、ジョイントはゴールドにしました。 マニホールド、オイルパン、補機類もきちんと塗装してあります。 来週、車に搭載して試運転の予定です。  

190E 2.5-16V EVO-2 (その2)

This gallery contains 9 photos.

  前回の続きです。 ここからは最終仕上げとして、外装ジュラルミンをモール磨きしていきます。 最初にマスキングしたあと、特殊な磨き剤とパッドを付け、ミニサンダーで根気良く磨きます。 時間は掛かりますが、かなり綺麗になります(根気と腕力が必要)。 これくらい磨きを入れておけば、暫くは手入れしなくても大丈夫です。 試運転してみたらシフトのタッチが鈍かったので、ブッシュの交換をすることに致しました。 これがシフト部品全体です。 この頃の車はA/Tばかりなので、あまり見る機会が無いと思います。 分解するとこんな感じです。 ブッシュという部品を交換し、組み付けて行きます。 車体を5工程に磨き上げ、ボディーガラスコーティングをかけて完成です。 エンジンルームもピカピカに磨きます。 長く掛かりましたが、本日オーナー様に引き渡しとなりました。  

190E 2.5-16V EVO-2 (その1)

This gallery contains 12 photos.

EVOⅡ入庫致しました。   今回の整備は、タイミングチェーンの交換とオイルパンの漏れの修理です。 このエンブレムがEVOの証です。世界で500台限定生産だそうです。 すべて分解するとこんな感じです。何だか判りませんね。 部品調達に一ヶ月半も掛かりましたが、その甲斐あって絶好調です。 しかしまあ、何とも迫力のある車です。知らない人が見れば、派手な改造車と思われるでしょうね。 この後モール磨きと、ボディーの磨き工程に移ります。  

300Sc (その2)

This gallery contains 15 photos.

先日入庫した300Scをレストアする事になりました。   まず外装のメッキパーツの仕上げが悪いので、分解して東京の知り合いのメッキ屋さんに送リます。 フロント周りから分解していきます。バンパー、グリルが無いと車種が判りませんね。 フロントガラスも、周りのモール外しのため取り外します。 ドアの内外も残らず分解します。 リヤ周りも外すとこんな感じです。でもボディーラインは綺麗ですね。 ここまでで部品総数79点ありました。 ホィールも分解して修理します。 分解が終わって裏側を見てみると、こんなに傷んでいました! 前回アメリカでレストアしたそうですが、詰めが甘くて仕上がりも雑ですね。 予定では半年くらいで、足回り・エンジン・室内・外装まで仕上げるつもりでいます!!  

MG ミジェット

This gallery contains 7 photos.

今日の仕事は1980年式のMG ミジェットです。   改めて見ると小さくてかわいいデザインで、いまどきの車に比べ「本当の車」って感じがします。 依頼内容は、「メーターの照明が急に点かなくなった」との事でした。 配線図をチェックしながら点検すると、入り側の電源が断線しているみたいです。 それに、ラインヒューズの根元も断線していました。 配線も古いところがあり信頼性に欠けるので、新たに引き直してバイパスを作りました。 無事、点灯確認出来ました。 レストアするときは全ハーネス(配線)交換しておいた方が安心かも知れません。 これと並行して、「走行中バウンドしたとき、リヤ廻りから異音がする」との事なので、点検を行います。